なんと-e   このサイトに関して
2006年より2015年まで運用しておりました「なんと-e.com」のブログをアーカイブとして公開しております。
掲載内容はブログ投稿時の内容によりますので情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。
公開期限は2020年を予定しておりまが、予告なしに変更又は削除する場合がありますのであらかじめご了承ください。





端唄夕暮

2006/10/13
福光東町青年会の諸氏が集まり
来年の春祭りに演奏する端唄の
「夕暮」を初練習いたした。

まぁ練習と言っても、肴にして飲るだけですけどね。
それでも、城端川田社中のCDを聞きつつ
ボクが作ったアンチョコを見ながら
ピーだのポロンだの演ってみるのである。


夕 暮


夕ぐれに ながめ見渡す 隅田川

月に風情を 待乳山

帆上げた舟が 見ゆるぞえ

アレ鳥が鳴く 鳥の声

都に名所が あるわいな



まったりとしたメロディがここちよい
なんと言っても気になるのはこの歌詞である。

若い頃に読んだ永井荷風のすみだ川がうかんで
どうしても 冷で日本酒を飲みたい気分になるのだ。

今年の城端の祭りでも、
この唄を聴き続けて、がまんできずに
連れのみなさんの前から姿をくらまし、
小店をさがして冷を一杯ひっかけたのだった。

すみだ川 冒頭の部分を
リトルビットちょびっと書いてみますね。

土手へ上がった時には葉桜のかげは早や小暗く水を隔てた人家には灯が見えた。吹きはらう河風に桜の病葉(わくらば)がはらはら散る。蘿月は休まず歩きつづけた暑さにほっと息をつき、ひろげた胸をば扇子であおいだが、まだ店をしまわずにいる休茶屋を見付けて慌忙(あわて)て立寄り、「おかみさん、冷で一杯。」と腰を下した。正面に待乳山を見渡す隅田川には夕風を孕(は)んだ帆かけ船が頻りに動いて行く。水の面の黄昏れるにつれて鴎の羽の色が際立って白く見える。宗匠はこの景色を見ると時候はちがうけれど酒なくて何の己が桜かなと急に一杯傾けたくなったのである。


とまぁ ここまで似ていたら

「おかみさん、冷で一杯」
と言いたくなりまっせ。
作者いの
ブログウヰスキーを飲りながら
INFOたこ楽福光店と砺波店の店長だヨ。 ツイート


Copyright (C) nanto-e. All Rights Reserved.